ふるさと内尾の忘備録
 
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■ 内尾ペット事情


犬好き、猫好き、両方好き、なんでも好き
生き物を飼うというのはお世話が大変だけど
内尾でも、ずっとずっと昔からペット飼っているお宅はたくさんあった模様です。
ペットというか家畜というか。
ヤギや牛馬、今では法に触れるカモシカ、野鳥のメジロやスズメなんかもね。
今の生業を始めるずっと前、昔の喜兵衛家では、野生のタヌキやテンまで!
しかも家の中で放し飼いだったと、主人から聞いた子供の頃の話。
いくら生き物好きでも、うわー・・あり得ません・・
今の内尾では犬を飼っているお宅が数軒と、猫が1〜2軒くらいかな。
現在、喜兵衛で飼っているのは
「アムロ」♂雑種。
内尾一カワイイ犬ですよー
以前は「シャア」という迷い犬も居たのですが、現在はよそのお宅で
違う名前で裕福に暮らしています。

現アムロは二代目、一代目アムロも今のアムロも、もとはノラちゃん。
柴系雑種なんですが、ウチはそういうビジュアルのわんこが好きで
代々柴系雑種です。

昔、近所のじいちゃんに
「喜兵衛の犬、コロコロに肥えた美味そうな赤犬や」と言われたことがあって
「!赤犬って何?」
「赤い毛の犬や」
食糧難の時代、犬も食糧だったという話でした。
中でも赤犬の肉が食用に適しているだの
子供がおねしょばかりしていたら、その肉が効くだとか・・
幸い、食べられることなく、もうそのじいちゃんもこの世にはいませんが、
赤犬の広義は、
柴犬っぽい、茶系の毛色の犬ということで、ウチのアムロは赤犬の中の赤犬
赤犬の呼称は内尾だけのことだと長年思っていましたところ
漫画ONE PIECE
のキャラクターに、赤犬さんが居て
全国区なのだと最近知りました。

今でもたまにアムロのことを「喜兵衛の赤犬」という方がいますが
その度にドキッとして背筋が寒くなり
「やめて下さい!その言い方!」と引いています。
ペットとして、家族として一緒にいるのに・・
でも昔は、ペットとして飼っている生き物も家畜との線引きはなく
いざという時、命をつなぐ為の存在であったのかも。
昭和の中頃まではそんな時代だったのでしょう。
内尾だけではないけれど。
ということは、タヌキもテンも??
これは、知らない方がよさそうなので、ばあちゃんに聞くのはやめときます。