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 ■■12月10日

深夜、屋根雪の落ちる音で眼が覚めて
寝ぼけ眼で外を確認したら
雪が降っていたので
朝までどれだけ積もっているか
楽しみにしていたんですけど
家の前の景色は
昨日の朝と、ほぼ変わらず・・・
いえ、むしろ昨日の朝の方が
積雪が多かったかも。
この時期ならまあ
こんなもんでしょうか。
気温は氷点下で
今朝は凍てつく寒さとなりました。










 ■■11月18日

明日から雨続きの天気予報。
毎年ではないのですが
この季節どうしてもやって置かなくては
ならない仕事
きのこの植菌をしているところです。

@まず山で原木にする木を切り倒し
(写真のはブナ)
2週間寝かせたところで
A適当な大きさにカットして運び
Bドリルで穴を空け
C種菌をトンカチで打ち込み
D半日陰の場所に伏せこむ
・・・という地味な作業です。
今主人がやってるのはBCの工程です。
里山ならコナラ、クルミなどの木を
原木にするのが一般的ですが
原木にブナの木を使うなんて
内尾ならではの贅沢な栽培。
(かなりマニアックな話に
なってしまいましたね。スミマセン)
うまく菌が回れば
来年の秋にはニョキニョキと
なめこやヒラタケが出てきてくれる
はずです。







 ■■11月15日

風は冷たいけれど空模様は穏やか・・
だったので、
トレッキング未満のお散歩?を。
この尾根はツルリンドウがいっぱい
あるんです。
見るだけの、ささやかな楽しみなんですが
山で暮らしていると
こういったものから日常的に季節を
間近に体感できるのが、嬉しいことです。

もう少し歩いて、天然クリタケの出る木を
見に行くと
・・ありましたありました!
ここ数年間毎年この木を目当てに
この尾根に登るんです。
ずらっと並んで
今年も私を待ってくれていた(?)
のでしょう。ありがとう!
もちろん皆連れて帰りました。
「また来年来るから
他の人に見つかったらダメやよ」
と声をかけて帰ります。
ちなみにこれは今週のお客様の
クリタケご飯になる予定です。









 ■■11月10日

今秋の紅葉は、今ひとつぱっとしなくて
いったい何時がピークだったのか
解らないまま終わってしまうようで
お客様へのお誘いも、何となく控えめに
しておりました。
ところが
ブナの実どんぐりの実と同じく
紫式部、ナナカマドなどの実
こちらは豊作で
車で通り過ぎても、
パッと目を引く鮮やかさです。

セイモアの頂上付近はすっかり落葉が進み
晩秋の夕日に照らされて残る赤い実を
眺めては
やがて来る冬を思い
寒くなるのが嫌だ嫌だー!!と
嘆いております。
(寒いのすんごい苦手なんです)


そんな軟弱な自分とは正反対で
木々の備えは着々と前向きに、
落葉したそばから既に早
新しい芽を抱いて
次の、そのまた次の季節を
今から待っているんですよ。








 ■■10月12日

今年は、内尾でも天然きのこ大凶作。
去年が10年に一度の当たり年と言われて
いたから、まあこんな年もあるんでしょう。
でも私たちにそんなの関係ないです。
お客様が楽しみにして下さってるという
大義の元、この時期山に通い詰めです。
9月末から10月上旬まで平日、
深山を徘徊しつづけた挙句に、
40度近い熱が出て、一日寝込んでしまい
ました。それでも次の日
また探しに行って、執念でやっと見つけた
マイタケは一箇所のみ。
1個みつけても、10個見つけても、
もっと、もっとないかな、と満足しないのは
マイタケハンターの性でしょうか。それとも
タダの欲張りでしょうか・・・
そんなある日、近所のおじさんが、
滅多に山に行かない人なのに
夕方軽装でふらっと山へ行き、1時間後に
喜兵衛に寄って嬉しそうな顔をしているので
「マイタケ採ってきてんろ!」と問い詰めると
何と3株の舞茸を採ってきたと言うんです!
そして1株喜兵衛におすそ分けしてくれた
んです。(※脅し取ったのではありませんよ)
嬉しいは嬉しいんですけど、少々複雑。
マイタケ採りは、努力<スキル<運 だと
しっかり思い知りました。

ゲレンデはあちこち、野菊の花が咲き乱れ・・・
ゆく秋に お花もさらば さらば哉(小林一茶)
あとふた月もすれば、ここは一面雪で
真っ白になっている・・はず。







 ■■9月15日

直海谷沿いに自生している萩の花が
咲き始めました。
秋の七草。それほど目立つ花ではなくても
秋晴れの・・というより、今日の
真夏のような残暑の空色に映えています。

写真をとった場所に、よく猪が出没する事を
ふと思い出しました。
「あか豆(萩)に猪」とは
花札の七月の種札ですね。
改めてつくづく
日本のカードゲームをデザインした
昔の人の絵柄のセンスに感心
してしまいます。

ところで、中秋の名月の今週は
毎夜きれいな月を拝むことができましたが
どうやら明日からしばらく
お月見は無理な空模様のようですね。
秋の夜長、何をして過ごしますか。
ご宿泊のお客様に この他
トランプやUNOなどのカードゲーム、
囲碁、将棋麻雀(すみません手積みです)等
アナログなゲームお貸ししてますので
お申し付けください。







 ■■7月1日

夏椿(しゃらのき)の花が咲き始めました。
夏椿の名に相応しく、本家の椿の花や葉を
着物に例えるなら、絽や紗に替えたような
そんな 見た目にも涼しげな
清清しい風情の花です。
内尾の其処かしこに自生していまして
先日17回忌をした義父が亡くなる前に
内尾の奥山から背戸に移植した苗木が
昨年より花をつけました。
明々後日は、その義父の命日です。

それにしても
今年の梅雨は本当に暑い!
暑すぎて、山紫陽花の花色までも
褪せてきているように感じます。
それに、今年の梅雨は休みなし!
平野部では違うのかもしれませんが、
ここ内尾は、入梅してから一度も
一日晴れて雨が降らなかったって日が
ありません。
この前、初めて
コインランドリーのお世話になりましたよ。





 ■■6月25日

金沢の暦では、そろそろ氷室開き
氷室まんじゅうを食べて、
氷室ちくわを食べて無病息災・・・
いやいや、それがメインじゃなくて
江戸時代に
寒の頃の雪氷を、室で保存して
旧暦6月1日に
前田のお殿様が将軍様に氷を
献上したという言われを小学校で
給食に出てくる氷室饅頭を食べながら
習いましたわね。

セイモアのラプソディコースの下、
パークのある付近には
今年の冬の終わり
大雪で表層が雪崩れて固まった
雪の塊が、今も残っていて
(一時は高さ5m以上あったそうです)
天然の氷室となっています。
雪の上に土まで被っているので
写真ではわかりませんが
土の下は雪。
少しずつ解けてしみ出して
近寄ると今も冷気が漂っています。






 ■■6月19日

喜兵衛の裏庭の笹百合が開花しました。
梅雨入りを教えてくれる笹百合。
ここ10年位の間
私が勝手に決めた
喜兵衛の標本木の開花と
気象庁の「北陸梅雨入り宣言」は
±3日以内の差です。
梅雨入りの定義自体、
曖昧だといわれていますが
アナログ人間の私としては
この花暦は、最も信用度が高く有用な
データであると思っています。







 ■■6月2日

上の写真の植物、何の若芽かスグに
わかる人とはいいお友達になれるかも(?)
先日行ったミズナシという谷周辺は
トリカブトの群生地となっていまして・・
花の時期は行ったことがないけれど
さぞかし美しいことと思います。
夫の素行が気に入らない時
「トリカブトがいいの?それとも
ドクツルタケ(猛毒)入りカレー食べたい?」
そんな脅し文句は夫に効果ないけれど
なぜか、聞いてたのか、ばあちゃんが
その日から数日、目を合わせようとせず
不自然な位優しかったんです。

山里は野辺の早蕨萌えいづる
     折りにのみこそ人は訪ひけれ
・・・こんな昔の和歌があります。
山里はワラビが出る時だけ人が訪れる
という意味なんですけど、
天気のいい日は町から、ゼンマイ採り
ワラビ採り目的の人が車で来ては
入山禁止区域に入り
在所の人の見つかって叱られています。
悪質な場合は没収です。
周辺施設のお客さんでもなく
喜兵衛のお客さんでもない人が
聖域に入るのはやはりルール違反。
そこまでして山の人の小さな愉しみを
奪うのはよくないですが、
ワラビ採りって確かに
楽しいんですよね。






 ■■5月28日

旧・河内村のシンボルフラワーでもある
フジの花が見事に咲き盛っています。
花の時期は遠めに見ても
圧倒されるような見ごたえがありますし、
近くで見ればまるで、花のカーテン。
香りも上品ですてきですが
蔓植物のフジに絡みつかれた
この写真のミズナラの老大木の
枝は大きく撓み、
折れそうになりながらも
ずっしりとしたフジの花を支えて
今にも悲鳴をあげそうに見えます。








 ■■5月24日

山のものが、例年よりもかなり遅れ遅れに
なっています。
だけど、やっと入山できる位に雪が消え
いつもより多い残雪の道を進み
いざ、ゼンマイの場所へ行ってみると
もうほとんど開いていたりして・・・
しょっちゅう行ける様な場所ではなく
心の準備をして行かなければならない
深山の谷のこと、
今春のように適期が読めない年も珍しく
やや苦戦しています。
それでもどうにか採り歩き
私たちの持ち帰ったゼンマイを丁寧に世話
してくれるばあちゃん。
プーさんみたいにムシロに座り
ゼンマイ揉みをしている姿は活き活きとして
この時ばかりは・・・いえ
いつもにも増して(?)可愛く見えるんですよ。

喜兵衛の駐車場の脇に、なんと
まだ少し雪が解け残っています。
きっと今週中には消えてしまうでしょうが・・
この泥まみれの残雪を珍しがって
触りに行くお客様も少なくありません。







 ■■4月21日

夕刻のセイモアです。
今日は終日快晴で
暖かく、心地よい一日でした。
地表の面積も日増しに増えてきました。
それでも
つぎはぎのようなゲレンデの上の方には
まだ結構な量の雪があるのが
ご覧になっておわかりでしょうか。
森も、畑も、雪の中
内尾の人たちの
山の人としての営みもまだ準備段階
といったところです。







 ■■4月17日

朝晩は4月に入ってからも氷点下になる日が
あるほどで
今月の初めなどは
今年は春が来ないのではないかと
おかしなことを思ってしまうくらいでした。
当然、そんなわけありません。
内尾の山もようやく、深い眠りから
覚め、ずいぶん長い間
止まっていた時がやっと動き出したかの
ようです。
在所界隈の地面はしっかりまだ残雪で
覆われているところが多く
その下で、数多の草花の新芽が
太陽の下に出られるのを
今や遅しと待ちわびていることでしょう。
セイモアの林道コースも
いまだ大きな雪の塊に阻まれて
まだまだ車で上がることもできません。
爛漫の春の到来まで
もう少しです。



(クリックでオリジナルサイズに)

 ■■12月17日

冬型の気圧配置が続き・・・
山も里も、河原まで白く覆い尽くされても
スキー場がオープンできる
積雪までは届きませんでした。
明日を楽しみにしておられた皆様も
さぞ残念なことと拝察します。
降雪の度、山の上の方は
少しずつ積雪が重なり
順に、着実に下りてきているのですけど
今年の冬は少しのん気なのでしょうか。
もうしばらくお待ち下さい。










 ■■12月2日

今季何度かめの降霜の朝です。
寒さには慣れている私達でも
今朝はさすがに寒い!

先日、白山麓出身のお客様に
伺ったお話によると、
「白峰の人の言い伝えでは
落ち葉が表向けに落ちている方が多い年は
降雪少な目で
逆に、落ち葉が裏側向けが多い年はた大雪」
だとのことです。
それは私も初耳で・・・
どうでしょうね。
見たところ
落ち葉は裏側向けがやや多いようですが。
希望的観測とも言えましょうか。










 ■■11月30日

今朝8時の内尾です。
日曜日からの荒天で
セイモアの上半分は白く雪化粧しました。
昨日の荒れ模様とうって変わって
今日は一日穏やかな陽気と
なりそうです。
11月も今日で終わり
ふり返れば今月のお天気は不安定で
先週末も、しぐれ日和の合間
二重の虹が架る時間もあり
小春日和になるかと思いきや・・・
アラレは降るし
冷たい北風が強く吹く週末でした。
そんな中、再び一時の晴れ間
てんとうむしが飛んできていましたよ。
てんとうむし自体はここでは
決して珍しくはないですが、
こんな変わった紋様の羽は
初めてみました。
うーん何かに似てる・・・
ケロロ軍曹の色変わりといった
ところでしょうか。







 ■■11月10日

今年の紅葉は本当にキレイ。
内尾から山を下りる道沿いの斜面でも
こんなに鮮やか、といっても
肉眼で見る美しさには
遠く及びませんが・・・
出来るだけ長持ちしてほしいです。

この紅葉の頃になると
悩みの種が・・・

この駆除剤の山はですね。。。
目的は一つ
カメムシ退治です。
写真の量で1フロア分。
飛来のピークとその後
11月中にこれを
×2階分×3回の処理を施さなくては
なりません。
今年は特に生物多様性の話題が
多かったですね。
その生物資源の保全といっても
このカメムシだけは
絶滅危惧種になってもいいわ…と
個人的には思ってしまうんですが
いけませんかしら。















 ■■10月24日

昨日の午前中は1時間ほど
松尾山へ行ってきました。
セイモアの2ペアリフト降車場から
尾根づたいに少し進んだ場所に
登山道があります。
今年はかなり遅れている紅葉ですが、
標高1000mを超えるこちらでは
色づきが進んでいました。
快晴でも空気は凛として
本当に静かで
気持ちのいい贅沢な散歩でした。

次は、新しい第1リフト降車場です。
ご存知の方も多数
いらっしゃると思いますが
旧トリプルリフトの老朽化と予算の都合で
支柱は全て新たに建て替え
センターロッジから見て右上の場所に
終点が新設されました。
別の日に撮った写真ですが
一番下です。わかりますか
この件はいろいろ・・・ありましたけど、
私達の大切なセイモアがこれからも
ずっと存続していくために
私達自身も
頑張らなくてはいけませんね。

それにしても昨日は
素晴らしいドラゴンズブルーの青空!
昨夜の劇的なCS最終戦
途中からしか見れませんでしたが
感動して嬉し涙は出るし
興奮してなかなか寝れませんでした。
私事ですが
自分、子供の時からの
中日ファンでございます。







※注 虫が苦手な方はこの写真にマウスをのせないで下さいね



 ■■9月16日

夏の終わりを知らせてくれる花
釣舟草の蕾が、やっと開き始めました。
内尾では8月末からが本来の時期です。
暑かった夏が、やっと終わって
季節が動き出した証ですね。
今秋の花は、それまでの降水量が
影響してか
真ん中のホトトギスだって
どれもこれも、花のサイズが小さめ。
厳しい天候に耐え
それでも力を振りしぼって
やっと咲いてくれたという感じです。
切るのが可哀想ではありますが
きっと結実するにも消耗するのでは、
剪定した方がこの草の為なのでは、、、
という勝手な大義のもと
ちょきちょき切らせてもらってます。

ところで、夏の終わりといえば
蜂の営巣活動も盛んな頃。
近所のマゴシロさんから
素敵な?贈り物を頂きました。
モザイク処理の写真
お手製の「蜂の子の佃煮」です。

皆さんは召し上がられたことあります?
蜂の子には3段階あって
1.まるっきり幼虫のもの
2.幼虫からサナギになる過程のもの
3.ほぼ成虫の原型ができたサナギ

この3つが巣の中に混在しています。

私は「1」が一番好き!
食感も良くって、ねっとり濃厚で美味。
「2」と「3」は例えるなら
アミエビの佃煮の味ですね。
見ないで食べれば区別付きませんよ。

そういえば昔、信州の友人が
「これは昭和天皇陛下の好物」と
誇らしげに言いながら
ご飯にかけて食べてましたっけ。










 ■■9月1日

先日知人が鈴虫を譲ってくれました。
涼しい時間帯になると鳴いてくれます。
ウルサイくらいですが
季節感漂って、なかなか結構ですよ。
最初何匹いるのか
数えていなかったけれど
近所の人が羨ましがっていたので
分散飼育でちょうどいいと思い
20匹位里子に出して、
それでも30匹以上は居たかと思います。
飼い主さんに教えてもらった通り
毎日新鮮なきゅうりやナス、
キャベツと鰹節、
それからムサシ(ホームセンター)に行き
鈴虫ゼリーと餌を買って、それもあげて
ネットで調べたら、炭を入れるといいと
書いてあったので、それも入れて・・・
日の当らない涼しい場所に置いて
一生懸命お世話しているんですよ。
なのに!
毎朝、足や羽が何個も落ちてて・・・
(つまり共食いしてるんですね)
脱走しているとは考えにくいけど
日に日に個体数が減っていきます。
今朝も触覚等パーツが落ちていて
残り10匹余りになっていました。
生き残ったキミたち。
お願いだから仲良くして下さいよ。
いつまで喜兵衛に居てくれるかな。







 ■■8月26日

例年なら、お盆前頃が最盛期の夏茗荷
出荷しているわけではないのですが、
お客様分を少々栽培していて
今頃やっと収穫のピークを迎えています。
でも食べ過ぎると物忘れがするという
悪名高い香味野菜です。

茗荷の収穫は毎年ほとんど
ばあちゃんがやってくれるので
あえて私、関知していなかったのですが
今年は、
もう面倒くさくなったのか、暑いからか、
私に
全部採って来いと言うんです。
私も、暑いから嫌だなぁ・・・・
と思って
忘れたふりをしていたら
一日に3度も4度も
「茗荷、採ってきたか?」と聞かれるので
しぶしぶ、キャディさんみたいな帽子を被り
畑へ行きました。
茗荷畑の中を覗くと、
うじゃうじゃ生えているではありませんか。
藪の中は意外に涼しく
最初は楽しかったんですけど、
私としては、作り物の収穫って
狩る感じがないから飽きてしまい・・・

明日も収穫の催促される事必至なので
ばあちゃんには
今晩茗荷をたくさん食べてもらいましょう。








 ■■8月6日

昨日の正午過ぎ。
内尾で35度!!
(下折の気温計が証拠写真)
記念すべき猛暑日です。
こんなこと、私の記憶に無いですもん。
観測情報によると昨日は
金沢市内よりも、白山麓のほうが
気温が高かったのです。
暑いのは苦手じゃないのですが
この頃の灼熱の陽気の中出かけると
ぼーっとして
この気温計のところでいつも
忘れ物に気がつきUターンしています。
携帯にお財布、
各スイッチの消し忘れ等・・・
頭の中は年中夏バテ。。

ご存知の方もおいでるでしょうが
6月末から
セイモアの第一リフト架け替え工事が
始まりました。
写真で進捗状況は分かりませんが、
旧支柱は撤去され
通っただけではここがスキー場だと
わからないような雰囲気に
なっています。












 ■■8月5日

今日も厳しい暑さの夏日となりました。
内尾でも初めての猛暑日。
日ざしが、光が強ければ強いほど
影は濃くなり、木陰や水際の涼感が
際立ちます。
こんな日も、ウチのお隣さんのキャンプ場は
沢からの風が吹き
目にも涼やかな場所ではあるのですが、
問題はブヨとアブ。
私、今年はもう10箇所以上
刺されましたよ(涙)

夏草の勢いはまだまだ衰えず
ところで
主人は草刈りが大好きなようで・・・
ほんの少しでも暇があると
草刈り機を背負ってせっせと在所内の
路肩の草刈り作業に出かけます。
家の「草むしり」は絶対にしてくれない
のに・・・変な人。
報酬のある草刈り作業ならいいのですが
あるのは奉仕の心のみ・・・というか
アレは趣味の域かもしれませんね。

その草もそろそろ
宗全籠に似合うような晩夏の色合いが
ちらほら見えるようになって来ました。








 ■■7月30日

暑中お見舞い申し上げます。
梅雨明け直後からの猛暑続きは
内尾も例外ではありません。
一昨日迄連日30度越えが続き
一たび外に出ればこのとおり
刺すような熱に、肌は焼け
頭が痛くなりそうでした。
ただ、朝夕は別で
熱帯夜というものがないので
夜もエアコン無しで快眠できるのには
市街地の方には申し訳ないぐらいです。

昨日から久しぶりの曇り空と少しの雨で
この二日間、
ギラギラ太陽と入道雲はお休みです。
晴天続きですっかり細くなっていた
裏庭のしょうず(伏流水)は
湧出量が勢いよく増え、今から
冷やして食べるつもりの
採りたて夏野菜を入れると
水の中を激しく泳いでいました。
トマトに成り代わってみたいような
涼しそうな画ではないですか。






 ■■6月26日

背戸の山椒が今、青山椒の状態で
こんもり実をつけています。
煮魚、ちりめん山椒等用途は多彩。
今年はこれをもう少し置いて
京都の高級品にも負けないような
粉山椒を作るつもりです。・・・とそこへ
在所のマゴシロさんがやって来て
「こっりゃ、いい実なっとるし今度から
喜兵衛に採りに来ようっと!!」などと・・・
本当に採りに来るつもりはないのに
私がちょっと困って
「えー・・・全部はダメだよぅ」
とかいう反応をするのを
面白がって言うのですよ。意地悪ですね。

ヘビイチゴのカワイイ実も生っています。
子どもの頃、毒があるとか聞かされて
本当にこれはヘビが食べるものだと
思っていませんでした??
私は子どもの頃、果敢にも(!?)
時々食べていましたね。
お腹は壊さなかったけど
イチゴの香りと食感はなく
ものすごく酸っぱいか、味が全くないかで
お世辞にも美味とは言えませんでした。
これは、ヘビにもお勧めできません。







 ■■6月5日

今年の山菜も最終章に入り
昨日は主人がススダケ採りに。
私は今回サボりました。
孟宗竹の筍のように豊作の表年と
不作の裏年があります。
孟宗竹は今年表年だったけど
ススダケは確か裏年・・・
案の定
収穫がたったこれだけ!
あまりにも寂しすぎるので
もう一週後のリベンジに期待。

先月の天候不順が嘘のように
安定した晴れの日が続いています。
日ざしが強くなり
気温が高くなると
またこんな淵に行きたくなります。
見るだけでも涼やかで・・・
そろそろ川にゴリを捕りに
行きたくなりました。








 ■■5月25日

山の方のゼンマイが最盛期。。
なのに、今日も太陽は拝めず。
別棟の仏壇の前で
ストーブ2台+扇風機+除湿機を
フル稼働させて
仕上げ乾燥をしています。
採取は主人と私でも
この仕事は、ばあちゃんの聖域なので
全部おまかせです。
お礼に焼肉に連れてってあげなきゃ。
そうそう・・・
好きなおかずベスト3が
1.焼肉!2.とんかつ!3.唐揚げ!
74歳のばあちゃんは、今も
ヘビー級肉食系女子(?)なのです。






 ■■5月16日

渓流の周りもずいぶん新緑が展開
してきました。
今日みたいに暑い程の日でも
ここの風はひんやり。
いつでも歩いてこんな場所に来れるとは
贅沢の極みかもしれません。

次の写真は、内尾住民の大好きな
内尾谷へ続く林道。毎年
その春初めてこの道を往く時は
もう、嬉しくて、ワクワクして、例えるなら
久しぶりに恋人に会いに行く気分。
(地下足袋で!)
ところが今年は巨大雪渓が道全体を
塞ぎ、行く手を阻んでいます。
自治体の予算も出なくて除雪もなし。
残念!ここから先は歩き。
現代人にはしんどいです。
恋人に会うため
人海戦術で少しずつ除雪・・・
というほどもう若くないですしね。
それに
この先の山で待っているのは
せいぜいムジナか狐か猿か・・・









 ■■4月28日

「うわー雪がある!!
あらーっ桜もまだ咲いているわ!」
毎年必ずこのGW直前の頃に訪れる
お客様がビックリしていらっしゃいました。
喜兵衛のお客様が
いつもご利用されている駐車場の脇には
冬の間ローダーで除けられた雪の塊が
まだ横たわっております。
4月末の時点でここまで解け残っている
のは、ほとんど記憶にありません。

お昼から晴れて
岩場に自生するイワウチワの
薄いピンクの花が開きました。
内尾では「地桜」と呼ばれていて
ちょうど桜の頃から咲き始めます。
例年よりも、10日ほど遅い
花盛りを迎えました。







 ■■4月20日

低温続きで野菜の価格が高騰!!
しているのは、石川県とて同じです。
内尾の人たちの世間話も
自然とその話題になり・・・
結論は、毎日山でアザミを採って
食べているという人ばかり・・・
(といっても分母は些少)
今そこら中に生えています
労力以外のコストはタダってのも
いいですねえ。
キャベツやピーマンの代わりには
なりませんが、
野菜が高騰しなくても、アザミ汁は
内尾の春の味。
まさに身土不二の生活でございます。

昼からやわやわと春の雨。
少しだけ木々も芽吹き始め
まだ浅緑の若葉が透けて
遅い春に少々いらつく気持ちも
洗い流してくれるかのようです。

セイモアスキー場の林道コースは
数日前に重機が通って
低いながらも雪の壁を通って
昨日やっとセンターロッジまで
乗り入れが出来るようになりました。

先日少し暖かかったおかげで
やっと内尾の桜も満開となりました。












 ■■4月9日

ここ数日の陽気で
兼六園の桜も満開となりましたが
山手である白山ろくはもう少し後・・・
と思っていたら、んーー!
昨日、157号線沿いの天狗橋から続く
桜並木(八幡のすしべんの前)を通ると
はや満開!しかも強い風に花びらが
舞っているではありませんか。

これは大変!!
じつは、ここからほど近い
和佐谷から寺井に続くかつての
北鉄能美線跡は
いまではヘルスロードと名づけられ
長い長い桜並木となっているのですが
かねてからここを「猫バスが走る道」と
断言しているあるお客様が
「桜が咲いたところを見たい!!」
とおっしゃってたので、
桜が咲いたらお知らせすると
お約束をしていたのです。
ここも満開かと思いきや
5分〜7分咲きといったところでした。
あさってくらいに、満開でしょうかね。

そして一番下が今日の内尾の、
ジゲハウス前の桜です。
まだまだ、つぼみは堅そうです。
それにしても、
ここ2,3日で、急激に残雪の面積が
少なくなってきました。
やっと春本番に近づいてきました。










 ■■4月6日

奥山はもちろんのこと、セイモアのゲレンデも
上2/3はまだしっかり雪が残っていますので
雪解けの進んだ在所近辺を徘徊しては
ふきのとうなどを摘んでいます。
気温が低めの日が多いせいか
例年なら、
川の水量が増えるこの時期は家の中まで
水の流れる音が聞こえますが
今春はまだそうでもない気がします。

ところで、また縁者からお遣い物が届き
ました。
何がなんだかよくわからない写真ですが
中身は何重にも包まれて凍っています。
書いてあるとおり今冬獲れた
熊肉でした。
ありがとう。

居合わせた知人が私を指差しながら
「あんたそれ食べたら共食いやじい?」
などと言って一人で
大笑いしてるんですよ。

何それ?
全然おもしろくないもんね
それにしても
メス熊って表記は、どうなんでしょう









 ■■12月15日

玄関前は寒々しい景色です。
実際にも、凍てつく寒さの朝となりました。
予報どおりなら、この後数日後の景色は
どうなりますかしら。

昨日のふもとの冷たい雨が
奥山では雪となりました。
口三方岳と奥三方の間にある
中三方岳だけが
内尾から見えるのですが、
この山の標高が1308mなので
冬の雨の日
中三方がぼんやり見えれば
セイモア頂上も雨、
中三方が真っ白な雪雲で見えなければ
セイモア頂上は雪・・・
というふうに、目安にしています。
今週、内尾に来られる方は
ふもとであっても
絶対タイヤ交換が必要です。
そして
暖かくしてお出かけください。







 ■■12月8日

「今日もまた きのこ料理か お母さん」
これ、数年前息子が小学生の時
俳句セミナーで詠んだ一句です。
キノコは個体によって味が微妙に
変わることがあるため
お客様にお出しする前に同ロットのものを
家庭で試食することにしています。
今の時期はヒラタケが盛りで
家にあるのに新しいものを求めて
また採りに行く私。
キノコ採りというものは、射幸心を煽る
まるでギャンブルのようなもの。
見つけたときの至福の喜びと興奮は
格別なものなのです。
というわけで、
息子はちょっと可哀想。
でも、今週のお客様には、
ボタン肉とヒラタケを「山家鍋」風に
楽しんで頂けます。嬉しいです。

週末からの冷え込みで
千丈も少しだけ白くなりました。
先月末に早、全基のリフトの座席が
取り付けられ、
シーズンに向けての準備はOKです。

あとは・・・
いや、今は何も言わず
静かにその時を待ちましょう。
 







 ■■11月14日

秋晴れ続きにボケそうになっていたら
うって変わってここ数日、しっかり
雨降りが続いています。
でんでんむしも嬉しそう・・・
後ろが梅雨時の紫陽花の葉なら、
梅にウグイス、竹に雀…のように
日本の美のツボにはまる組合せだけど
竹垣にもみじだとしっくりきませんかね。
ところで、でんでんむしって
冬眠するんですよね??
うん、たぶん。。。







 ■■11月8日

今年の紅葉はキレイだと・・・
紅葉シーズンが始まる前にテレビで
誰かが言ってました。
あれ?紅葉が美しくなる定義に
夏が暑くて、秋の冷え込みが強くて、
寒暖の差が葉の色づきに大きく影響
するんだと聞いたことがありますが、
今年はそのどちらでもない・・・
前評判の高さで期待値が大きかった分
何だかな、千丈の山の上は
いつがピークだったのか判らないままに
いつの間にか終盤を迎えようとしています。
でも、
そこより少し標高の低い地点
遠くにトリプルの降車場を望む尾根、
そしてその更に上の高いところ、
この周辺は遠巻きに肉眼で見る限り
今が見頃でしょう。
今日は私、独り占めです。






 ■■11月3日

ここはボレロコースでしたっけ。
地元の人との会話の中では
「オンノマジリの上」
(内尾でこの場所の通称はオンノマ
ここを境に天候と雪質が変わります)
他のコースについても
「一番右の細いとこ」とか
「真ん中の広いとこ」・・・などと
呼ばれているので
すんなりコース名が出て来ないんですよ。
上は10月30日
下は11月3日の様子です。
例年よりも半月ほど早く初冠雪です。
内尾の人歴17年になりますが、
こんな早い初雪は初めてのこと。
来るシーズンに想いが、期待が、
膨らみますね。

今年の冬の積雪量は・・・
さて、どうなることでしょう。







 ■■10月19日

今日もいいお天気になりました。
ここ千丈の山、標高900m辺りでは
ブナの葉が黄色に色づいて来てます。
ブナはとても短い間に
黄色から赤茶、そして茶色に変わり
落葉とともに冬眠を迎えるのです。

高原のブナやミズナラの林床は
笹や背の低い穂ツツジで覆われて
この穂ツツジも秋の花後ほどなくして
いち早く照り葉となり
深まる季節を教えてくれます。

止め山になっているせいか
この時期にこの森に入る人は
ほとんど居ません。
出会うのは、内尾の人か
サルくらいで・・・
こんなに彩り華やかな森なのに
季節独特の寂寞とした空気。
これがたまらなく好きで
山に行ってしまうのかもしれません。





 ■■9月28日

すっごく嬉しいです。
何ていうタイミングでしょうか。
きのこシーズン低調スタートの私の心を
知らずとも、昨日今日
それぞれ野々市や松任在住のお客様や
知人が、申し合わせたように
天然のマイタケ、シバタケ、
ナラタケモドキ、ショウゲンジ等・・・
喜兵衛に差し入れて下さったんですよ!!
どれも非常においしい食菌で
きのこ採りの大本命です。
ひと様のこのようなお気持ちは
何にも代えられるものではなく
思いやりという施しを受けて
いろいろな方に支えられて
私はこの世に生かされているのかも
しれませんね。
これはさっそく大切に処理をして
丁寧に料理をして
お客様をお待ちすることにいたします。
ところで、皆様にご報告があります。
今年の春いなくなったアムロの後に
結局
アムロ2号を
迎えることになりました。
今月の半ばに、保健所の
小動物管理センターから
引き取ってきました。
とてもおとなしい子です。
わんこ好きのお客様には、
またお散歩をお願いしますね。




 ■■9月22日

デコトラ集結
連休中日のお客様は、写真の
ピカピカ派手派手のアートトラックの
オーナーの方々でした。
こういうのを間近で見るのは初めてです。
側面にも背面にも、美しいアートが
施されていて
ただただ見とれるばかりです。
青空の内尾にまぶしく輝いていました。
この仕事をしていて
様々な業種の方々と交流できることが
何より楽しいことですね。

夜になると地元のデコトラも参加で
電飾のデモをなさっていました。
場所が第3駐車場だったので
仕事のほんのちょっとの合間
全く別のお客様の女のお子さんに
「エレクトリカルパレードみたいなトラック
見に行こうよ」と誘ってお連れしたら、
残念!ショータイムは終わって
解散したところでした。
主人とばーちゃんはしっかり先に
見に行ってましたよ。






 ■■9月3日

庭石の上にまだ青いどんぐりが
3つ、4つ・・・
誰が置いたのかと思えば、うちの
中学生の息子が
「かわいいから拾ってきた」そうで。。。
大丈夫か?息子!と思いつつも
大人になっても、
季節の足音に気づくことのできる
感性を持っていてほしいと思う…
それも親心なのでした。
そういえば息子が幼い頃
遠足で拾ってきたどんぐりを
勝手に捨てて大泣きされたなぁ・・・
これも勝手に捨てない方がいいかな??

ところで、
山の調査の人に伺ったお話では
今年はブナの実もどんぐりも豊作の
年なんだそうです。
クマやリスの好物ですからね。
実はこんなふうに生っています。
私自身も、山の人になる前は
どんぐりの木も、生り方も
全く知りませんでした。
今では内尾の山ぜんぶ私のもの!
みたいな顔で歩いてますけどね。





 ■■8月22日

ぎょえ!ちょっと何これいつの間に?
軒下にスズメバチが大きな巣を作って
今なお工事中みたいです。
近所の人が見つけて
「縁起がいいからそのままにしとけ」
と言われるんですけど、
ウチの主人、こういった類の迷信は
意に介さないようで、吉とか不吉とか
全く考えずに、
すぐ退治しようとするんですよ。
今日、また別の近所の人が来て
「あーこりゃ、ハチ子食べれるな〜♪」
と言って蜂の子を狙っている様子。
やめて下さい。そっとしてあげて下さい。
ほんとにもう・・・アナタ達は!

この夏の異常気象で、山吹の花が
狂い咲きしています。
意外と珍しいことではないのですが
今年はあちこちに、勘違いした花が
みられます。
本来なら、雪解けまもなくの4月が
開花の季節なんですよ。








 ■■7月28日

久しぶりに山へ行きました。
行かなくてはいけない理由があっての事
ですが、春の頃と違い見通しは悪く
ウキウキと楽に歩ける状況ではなく
両側に草が覆い繁る谷を上るのは
さすがの私も勇気が要ります。
でも、「臆すれば敗北」などと
自分を追い込んで、ひとり
谷川を歩き進みます。雨も降ってきて
さすがに今日は疲れました。

戻ると、何だか鳥が大騒ぎしていて
2羽が二階の非常口付近からずっと
離れないんです。
何事かと思って見に行けば・・・
非常口ドアのすぐ傍に
すごく小さなキセキレイの幼鳥が
じっとしていました。
まだ、ヒナの時の羽毛が体に
付着していました。
騒いでいたのは親鳥で
幼鳥は今日、
巣立ちの日を迎えたのでしょう。
親鳥が見守る中
この後ちゃんと飛んで行きました。

実は毎年、別棟の軒下に
キセキレイが巣を作るんです。
一見して巣には見えないような
屋根の隙間に枯れ枝を突っ込んだ
雑な感じの巣ですが、これまで
何回か天敵に襲われているので
今年は無事に巣立てて良かった。。。
先日見つけたスズメの巣が
カラスに襲撃されてガッカリしてたので
今日こんなふうに巣立ちの時を
初めて間近に目撃できた事は
格別に嬉しかったです。
山で疲れたことも忘れましたよ。






 ■■6月22日

久しぶりの、しっかりとした雨降りに
窓から見える庭の緑も輝いて見えます。
あっ、このぬいぐるみの猫ちゃんはですネ
喜兵衛の犬が先月
突然いなくなってしまった事を知ったお客様が
家で可愛がっている子と同じのを注文して、
すぐ送ってきて下さったのです。
ぬいぐるみといっても、質感や手触りは
本物のようなクオリティの高さで、つい
普段はクールなその方々の優しさと
愛情深かった犬を思い出し
こんな雨の日は特に
せつなくなってしまうのでした。

「お客さんに食べさせてあげまっし」
親戚の兄さんは、釣り名人の呼び声高く
そう言って時々
海や川での戦果を差し入れてくれます。
今回はあめ色の内尾谷川産天然岩魚。
ところで、、、このような
大小さまざまの岩魚の生け捕りの場合
しばらく生簀に一緒に入れておくと
だんだん数が減っていき
最後には大きな岩魚しかいなくなります。
よく見ると岩魚の口から岩魚がはみ出…
捕食された岩魚の中には
もう1サイズ小さい岩魚
またまたその中には・・・(!!)
というふうに共食い(しかも丸飲み)により
マトリョーシカ人形のような入れ子状態に
なりかねないのですよ。怖いですね。
川魚の王様は非常に獰猛な生き物です






 ■■5月12日

皐月の山里はシャガの花が満開です。
帰化植物のようなので
人里近いところにしかありませんが、
山の昔からの民家の背戸には
絶対といっていいほどの確率で
田植えの頃に花が開いています。

感覚というのは不思議なもので
シャガの花、山の水の音、カッコウの声
シダ類の匂い、そして水を張った棚田は
私の中ではセットになっていて
どれか一つを思い出しても
同時に全てを連想する
5月のイメージなんですね。
これは子供の頃毎年
父親の実家(これまた山奥)
の田植えについて行っていたから。
子供の時に五感で覚えたイメージって
大人になって時間が経っても
なぜかいつまでも忘れない…
昨日のことは忘れてしまうのに。
そんなことってありません??







 ■■4月29日・5月1日

4月29日。春の珍事とでも申しましょうか
ここは2ペアを降りて少し下ったゲレンデ上
白いのは残雪ではなく新雪です。
週末に少しだけ降った雪がまだ残っていて
5センチほどの積雪があります。
この先続く奥山へ向かおうとしたのですが
路面が軟らかい雪で真っ白なので
今日のところはここで断念
引き返しました。

5月1日。前を歩く、超メタボ体型の人?
は、何をかくそう家の主人でございます。
着込んでいるのは「フトコロ」と呼ばれる
ちゃんちゃんこのようなもので
腰の部分を紐で縛って、身頃部分の
懐の中に、採った山菜をどんどん詰めて
着膨れていくというものです。
険しい急斜面では足場も悪いため
両手がフリーになるよう考案された
昔ながらの優れた道具です。
今日は内尾地区のイベントで使う山菜を
みんなで採りにきていて、
彼のフトコロの中は体脂肪ではなく
ウド等で一杯です。




 ■■4月11日

暖かな陽気に包まれた桜花爛漫の週末
兼六園の桜も満開で
内尾にも、例外的にずいぶん早く
桜前線がやってきました。
例年なら、金沢の満開から10日余り遅く
4月20日前後に満開になるはずが
今年はほとんど差異が無く
私の知る限りでは最も早い開花です。
誰より、桜の木自身がびっくりしているかも
しれませんね。

内尾から車で15分
山を降りた日にいつも通る道沿い
しらやまさんの表参道の最寄、
加賀一宮駅に
古宮公園という桜の名所が隣接して
います。
この駅から次の鶴来駅の一区間は
不採算区間のため今年度
もうすぐ廃止が決定していて
この電車は、次の桜の季節にはもう
この桜の終着駅まで走ってこれないのです。
時代の流れとはいえ白山麓の人間として
寂しいのはもちろん。
近々、この区間のお別れ乗車をしようと
計画しています。






 ■■4月8日

かたくりと並ぶ内尾の早春を彩る花
コバイモ、ご存知ですか。
霊峰白山に咲く、珍花の黒百合の仲間
だけど
黒百合みたいに変なにおいはありません。
異常なまでの暖冬で、この時期にして
ゲレンデも早や
残雪わずかとなり、地表がむき出しと
なっています。
それでも、けな気に花開き
季節を教えてくれる小さな花に今日
出会うこともなかったとしたら、
先週まで雪が降っていたことも
今が早春だということも
忘れてしまいそうなくらい
強い日差しの初夏並みの陽気に
なりました。









 ■■12月20日

今日は、セイモアのオープン日でした。
ご存知の通り、今月初めの降雪以降
平年よりかなり暖かい日が続き
まとまった雪が来てくれていません。
この日を心待ちにされていらした皆様も
さぞがっかりなさっているでしょうね。
今季まだ、一度も
出動していない圧雪車が駐車場の片隅で
寂しく出番待ちをしています。

しかも今日は放射冷却で
かなり冷え込みました。
背戸も霜が降りて白く凍てつき
道路はつるつるで、
きんかんなまなまでした。
こんな朝を迎えた日は
一日、快晴が約束されていますが、
私たちは複雑な気持ちです。



この情けないゲレンデの姿・・・(涙)
でもこれが現実なんですよね。
ここ数年、オープン日に間に合った年は
数えるほどしかありません。
雪のタイミングと量にもよりますが
この状態からでも、雪が
ほんの2,3日降り続いてくれれば
すぐに営業出来るのですが・・・
そんなわけで、
今週半ばからの寒波に
期待を寄せて、祈っています。





 ■■12月7日

雪の朝です。
千丈の山は今季2度目の冠雪となりました。
お客様のお車に積もった量からして
ゆうべからは
30センチ以上は積もったかもしれません。
ほんの3日前まで、暖かな日のさす裏山を
熊のように徘徊していた事が嘘のよう
冬の天気はものすごい豹変ぶりです。


それでも9時過ぎには空も明るく晴れ
山は青みがかったまっさらな新雪に覆われ
あたりの雑音は、雪にかき消され
静寂閑雅とでも申しますか
見慣れた日常的な景色なのに
清清しい気分にさせてくれます。






 ■■12月4日

今日こそ、いよいよ納籠でしょうか。
(納籠=今季最後のきのこ採りをもって
籠をしまうこと)
2週間前に降った雪は、
ほとんど消えてしまいましたが、
今週末はまた、雪の予報となっています。
先月末、一度籠を納めたはずが、
お天気が回復してからは
再び山に通っていました。

ここは標高800メートル程度の尾根ですが
向かいの山はまだ白いのに
山の向きか、こちらには
雪がほとんど残っていません。
ファイナルデーに相応しく
ヒラタケ、むきたけ、クリタケなど
10キロ程頂戴しまして
荷物を肩に食い込ませ
日の傾きかけた山を後にしました。



 ■■11月22日

連休初日
青空は何日ぶりでしょう。
今週半ばからの
気の早い寒波の到来で
ふもとまでしっかり白くなりました。
例年の12月中旬のような景色です。
太陽の光が、白い雪に反射して
まぶしくて明るい日和となりました。




11月19日の朝の玄関前
懐かしい眺めです。
11月のこの時期にして、
ふもとまでこの積雪。今月前半は
暖かい日が続いていただけに
突然の冬景色に、まるで
夢でもみているようでした。
私の知る限りでは、初めての事です。
本格的な冬に入るまでまだ少し早いので
きっと一旦とけてしまうのでしょうが、
セイモアの頂上付近は
このまま根雪になる可能性大ですね。





 ■■11月12日

足元に堆積した落ち葉にも
せつなくなるような美しさがあります。
こうしている今も
絶え間なく
はらはらと舞い落ちて
もうすぐ雪の下で、
山眠る季節を迎えます。



セイモアスキー場遠景です。
今年の紅葉は
割と長持ちでしたが
千丈、直海谷の奥の方はそろそろ
終わり。
(画像の上でクリックして
大きな写真で見てみてくださいネ)
頂上の照葉樹林は、
すっかり葉を落とし
寒そうで同情するほど
黄昏た姿になってきています。







 ■■11月5日

紅葉から落葉へ向かう森。
カサ、コソ…と、
自分の足元の落ち葉を踏みしめる音
だけしか聞こえない
のです。
この空間と時間を、
独り占めする贅沢に、
ちょっとした優越感を感じ、
儚い季節を惜しみながら
今日もひとりで歩いています。

今日はとっても素敵な
好天の一日となりました。
楓やブナの間から差す木漏れ日は
11月とは思えないような
暖かい・・・というより
暑いくらいの強い日差しでした。






日中の気温の高い日が続いているので
せっかく生えた天然のナメコが
傘の開く前から
カラカラに
干からびてしまっています。








 ■■10月23日

松尾山へ向かう林道を歩きました。
今年の紅葉は遅れているというけれど
1000mを超える標高のこちらは
今日の時点で、
平年並みの色づきだと思います。
今年は赤い色が綺麗です。

照り葉となったホツツジやウルシに
見とれたり道草をしているうちに
もうすっかり
夕刻近くなりました。

ハサミは持ったかな、
軍手は両方あるかな、
車の鍵はここにしまってあるし・・・
今日の収穫物もしっかり持った。
指差し確認。よし忘れものナシ。
あとは、
ナナカマドの一枝を自分へのお土産に、
暗くならないうちに
急いで山を下りました。








 ■■10月20日

晩秋の山は、名残のつややかさ。

ニシキギの
葉も実も真っ赤に染まっています。
冬支度に入る前のこの一瞬を、
あでやかに彩って
私達を楽しませてくれます。


セイモアのリフト乗り場から
ほど近いところに
ちょっとした遊歩道がありまして
落ち葉の積もる足元の
ところどころ
雪笹の赤い実が目をひきます。
他にも、
山ウルシの赤、イタヤカエデの赤など
それぞれ少しずつ違うけれど
山の秋のいろんな赤色は
えも言われぬ美しさですよ。


菊香ゆかしき10月も
3分の2が過ぎました。
林道沿いは
加賀友禅小紋のような野菊が
花の道を作っています。






 ■■10月16日

夜長のみぎり、いかがお過ごしですか?
ここのところお天気が安定しているので
今夜も、お月様に会えました。
おぼろ月夜と言う言葉は
春の季語で、
晩秋にさしかかる今頃に用いるのは
不適切ではありますが、あえて
今夜は、
遠吠えしたくなるような?
「おぼろ月夜」でした。

月夜は月夜でも・・・下の写真は
昼間出遭った「ツキヨタケ」
誤食による中毒事故率ナンバーワンの
毒キノコです。絶対に食べられません。
判別法はフィールドノートにUPします。
暗いところで、蛍光黄緑色に光る
発光物質をもってるんです。
だから名前がツキヨタケ。
先のノーベル化学賞受賞の先生が
研究された
「オワンクラゲ」とか「ホタルイカ」のように
ツキヨタケの発光体も是非是非どなたか
何かに応用できる研究をして下さい!!
(・・・と、ツキヨタケに代わって
お願いしてるのは何ででしょ
(?_?))






 ■■10月3日

清清しい秋晴れの日が続いています。
紅葉にはまだ早いのですが、
少し奥まった山地に入れば
山葡萄の大きな葉が早くも黄色く色づき
自然にできた葡萄棚にたくさんの実が
熟して下がっていました。
おひとついかがですか。
今年は、けっこうたくさん生ってました。
それに甘いです。
この夏は短かったけど
暑かったおかげですか。

ブナやミズナラなどの広葉樹もこのとおり
まだ青々としています。
今頃は、こんな森へ
コケを探しに通っています。
足元はかなり急なんですけど
ところどころ木漏れ日が差して、
気持ちいいですよ。

歩いていると、
ちょうど目線の高さに
南京ナナカマドが赤い実をつけています。
普通のナナカマドより小ぶりで
その愛らしい姿に立ち止まって
見とれていると
ひとりはぐれてしまうことがしばしば…
いいじゃないですか。
別にそんなに急がなくても。






 ■■9月24日

山の色合いが少しずつ
褪色していることに気がつきます。
千丈の山肌は一面ススキに覆われて
見上げれば空は高く、深まる季節を
感じさせます。
昔ここは内尾の萱採り場
(萱葺き屋根の材料調達の場所)
だったのでしょうか。
現代は萱を葺くこともありませんので
伸び放題です。
夕日に照らされ輝く様は風情がありますが
この萱=ススキが、厄介でして、
枯れた後の倒れた穂を放置しておくと
やがて冬が始まる頃に凍みついて
急斜面ではその上に積もった雪が滑り
雪崩の原因になってしまうのです。
なので、雪が降る前にあらかじめススキを
刈りとってしまうという処置も
スキー場の営業に備える為の
オフの大切な仕事となっています。







 ■■9月4日

白山ろくのコシヒカリ、もうすぐ収穫最盛です。
特に河内地区の国道沿いは、県指定の
水稲採種地になっています。
ここで作った種もみが、県内の水田で
来年の加賀米として育つことになるのです。
スゴイでしょ!!(何で私が威張る?)
おいしいお米の種子なわけですから
もちろんお米としても最高においしい
はずですが、市場には殆ど出回りません。
そうそう
内尾地区にも昔は水田があったのですよ。
現在はセイモアの第3,4駐車場になってます。

実りの秋を迎えての攻防
この堅牢な檻、何だと思います?
内尾のような山間部では
サル、イノシシなどの野生動物から
大切な作物を守るため、年々防護柵も
大掛かりなものになっています。
この設置費用と手間を考えたら
「野菜、買った方が安いんじゃないの」と
言いたくなるんですが
そういう実務的な事ではないんですよね。






 ■■8月6日

盂蘭盆会の床を飾る蓮の花が最盛期です。
この根の部分がレンコンとなるわけですが
里の母親は、金沢小坂の蓮根田地帯から
ほど近いところの出で、
そのせいか食卓には一日おき位に
小坂蓮根の煮物が並ぶので
私も弟も、子供の頃は
それがもう苦痛で苦痛で、
「穴があるから、糸が出るから、嫌なんだ」
と涙ながらに訴えるも
「じゃあ、穴と糸を残して食べなさい」
などと無茶苦茶なことを言われ・・・
子供心ながらに理不尽な思いで
泣き泣き完食していました。
白山麓の稲田の中に点在する蓮根田の
花が咲く頃、そこを通る度に記憶が蘇り
花の美しさそっちのけで
今でも必ず
「穴と糸を残して蓮根を食べる方法」を
家に着くまでの間 ずっと考えています。


とても涼しそうなので・・・
プラスチックの水槽越しに
生け捕りのゴリ・岩魚を撮ってみたのですが
何だかよくわからない写真に
なってしまいました。
「蓮は泥沼が澱んでいればいるほど
美しい大輪の花を咲かせる」
と言われていますけど
清流の魚たちは
絶え間なく冷たく清らかな湧水で
換水させないと
ほんの数分も生きていられないのですよ。








 ■■7月14日

「ガニ掘り行っか!」
(沢蟹を採りに行こうか)
は50年位昔の内尾っ子の合言葉。
渓流から枝分かれするもっと小さな谷の
小石の中を掘るといっぱい居るのだとか。
食用とするほか、内尾では民間薬として
利用されてきました。
抗生物質、消炎剤など
手に入らなかった時代
おできや漆かぶれ、また打ち身に
沢蟹のすり汁を塗ると
劇的に良くなったそうです。
夏の、今日のような雨上がりの朝
庭先、時には家の中にまで
迷い込んで来る事があります。
甲羅の幅3センチ程度の小さい沢蟹が
近寄ると、小さいハサミを振り上げて
威嚇してくるところがまた可愛い
(o^v^o)
もちろん今日のところは
逃がしてあげましたよ。

左は通称「大原の堰堤」
喜兵衛からは車で3分。
これからの時期
私がよく遊びに行く場所です。
水の落ちる淵で泳いだり・・・
近くに行くだけで水しぶきで
びしょ濡れになり
小一時間も居たら、唇が紫色になり
どんなに暑い日でも
寒〜くなるんですよ。
思い出しただけでもひんやり・・・
ちょっと涼みにいらっしゃいませんか?








 ■■6月12日

今年もささゆりの花が開きました。
私が勝手に決めた標本木は
昨年より−3日の開花です。
その美しさゆえに
千丈の山のささゆりは、盗掘により
年々姿を消してゆきます。
山生まれの百合は
山でしか生きて行けないのです。
連れて行かれるのは本当に悲しいことです。

白い飛行体は、「キアシドクガ」という
アメリカシロヒトリの仲間の蛾。
羽化を遂げた今の時期、内尾の山を
たくさん飛びまわっています。
一見モンシロチョウのようで
よく観察してみると
蝶がヒラヒラ舞うのに対し
この蛾はヘロヘロと怪しい飛び方。
一番下の写真、ミズキの木の新芽を
幼虫は葉脈だけを残して食べつくします。
ミズキは食べられる事を織込み済みなのか
蛾の羽化後、毎年必ず二番芽を出して
けなげに成長していきます。
数日前、お帰りのお客様が蛾を見て
「あら〜〜♪ちょうちょがいっぱいや!!」
とまるで少女のように無邪気に
喜んでおられたのに
真実を告げると途端にガッカリ。
あぁ・・・こんな時に機転を利かせて
「ホントですね!ちょうちょいっぱいですね」と
最後までお客様をいい気分に・・・
私にそんな心優しい気配りができたなら
喜兵衛は今も
平日でも予約のとれない人気宿に
なっていた?かもしれませんわ。





 ■■6月7日

一昨日から昨日の雨も止み
今朝はそこそこ明るい内尾です。
と、言いましても
この梅雨入り前後の時期独特の
どんよりした空の色。
ともあれ今日は金沢で
百万石行列もある事ですから
雨が降らなくて日差しが強くないのは
参加者、観客の皆さんにも
ベストなお天気と言えますか・・・






 ■■5月24日

記録的に雨の少ない今年の5月
小さな沢に入ると、流れる水は
か細い量となってしまっています。
谷筋の植物は
より空中湿度を必要とする為か
今年はいつもより
ちょっと元気がないみたい…

下の写真は知る人ぞ知る名水
「乙女のしずく滝」です。
滝というよりも・・・左右対称の
岩と岩の間から、湧水がしたたる・・・
そんな感じの水場です。
今日はセイモアのゲレンデを通って
センターロッジの右に伸びる笠山林道
を歩いたのですが、谷の水が少ないので
林道沿いにあるこちらの水を
ペットボトルに汲みいれて
山へ向かいました。
それにしても
「乙女のしずく」なんて、いつ、誰が
名づけたのでしょうかね。







 ■■5月16日

奥山へと続く登山道の入り口
ここに来るのとて、
幾山を越えなくてはなりません。
ここのサンカヨウが咲く頃はもう
山菜採りも最終章に入ります。
植林地帯の足元は
まるでサンカヨウの花畑・・・
70歳近いお花の先生と昔、
新潟の蓮華温泉に出かけた折
百花咲き乱れる湿原の光景を
「私が死ぬ時は、瞼の裏にこの景色を
焼きつけたまま眼を閉じたい」
というふうに讃えておられましたが、
本当に見事でした。
その景色と同じぐらい
この奥内尾の景色が四季を通じて
私の心の中に
情景として
強く刻まれています。
今年も開花の時に出会えたことに
密かな喜びを感じながら
道を、更に奥へと進みます。






 ■■5月9日

内尾では「メヅラ」と呼ばれています。
正式名、上溝桜。今満開を迎えています。
葉や木肌を見れば桜の仲間だと
判りますが
桜と似ても似つかぬ、コップ洗い状の花。
内尾の昔語りで
メヅラにはこんな云われがあります。

セイモアスキー場のプレリュードコースの上
雪崩防止の止林の中に
「難免桜」と名づけられたメヅラの木が
今も生きています。
大昔、ある年大雪となり、千丈からの
大雪崩の危険を感じた村人は
その難逃れを願い山伏が祈祷を施しました。
村人の心配が的中し、その年のある日、
オンノマ一帯(現在の上級者コース付近)
から大雪崩が発生しましたが、中心が、
祈祷をしたメヅラの大木にぶつかって
一方は左の内尾谷、一方は右の恐谷へ
分かれた為、内尾の村は難を免れた・・・
として、
以来この木は神の宿る「難免桜」と
して大切にされてきた…という伝承です。
今も続く、自然に即した村人の暮らし、
先人の切なる願いが偲ばれますが、
スキー場営業時に
雪崩を誘発する危険のある
滑走禁止エリアを平気で滑る若者にも
何百年という時を超えたこの思いを
解ってもらえたらいいですね。






 ■■5月2日

薫風南より来たる・・・

新緑の盛りに向かいつつある
セイモアインフォメーション前です。
もうほとんど、ゲレンデの残雪も
とけてしまいました。
これだけお天気が続いてますものね。
一日でも雨が降ってくれたら
私も休めるんですけど・・・

少しだけ谷に入ると
そこは二輪草の咲き盛る別世界です。
このような道は
何はなくとも、歩いているだけで
そこに居るだけで
ウキウキしてしまいます。
二輪草に気をとられて
足元を見て歩かないと
崖の下に落っこちちゃいますので
いつまでもその別世界には
居られないのですけどね。






 ■■4月25日

例年より一週間以上早く、
山吹の花が沿道を彩りはじめました。
花色そのまま、山吹色の花道です。
常々、この花の咲き始めの姿の
風に揺れるたおやかな枝、
唯一無二の花色、
シンプルな一重の梅鉢型の五弁花の列は
なんて完成度が高いのかと
自然の造作の妙を感じます。
そうそう
梅鉢型といえば
加賀藩前田家のご家紋ですが
加賀地方の人は、
お正月には梅鉢型の最中や落雁を頂き、
金沢市内には、梅鉢型の街灯だとか
梅鉢型のお風呂があったり
小学校の校章も皆そうです。
何処にでも梅鉢マークが溢れて
加賀の人の生活にすっかり
馴染んでいる事を思えば、
梅鉢型の花=花の王道という
ご当地ならではの美的感覚があるのかも?




 ■■4月19日

もう夕方6時を過ぎるというのに
桜のおかげでしょうか。
春霞のおかげでしょうか。
まだ少し明るい内尾です。

昨年とほぼ同じ時期に満開となりました。
今日は雨の予報が大きく外れ
ぽかぽか陽気とまではいきませんでしたが
爛漫の春を謳歌できるような
そんな土曜日になりました。
桜散ると同時に、次は芽吹き。
目に入る天然色すべてが
元気を与えてくれます。
うれしいですね。
楽しみですね。
白山麓に暮らす喜びを
心から感じる季節の到来です。









 ■■4月5日

雪がとけた直後の、荒涼とした枯野原を
真っ先に鮮やかな緑に染めてくれるのが
この「山ニンジン」(正式名:シャク)です
ちょっと見、イタリアンパセリ?それより
あーそやそや、パクチーのような?
山ニンジンも食べられる野草なんですけど
クセがあって、上ふたつの香草と同じく
私の苦手な香りです。
在所の人も殆ど食用とせず
採った別の山菜の日よけとして、または、
目隠しとしてかぶせる等の利用にとどまって
いますが、この強い香り、ただならぬ効用が
ありそうな気がしてならないのです(-_☆)キラリ

営業終了からまもなく一週間をむかえる
セイモアスキー場遠景です。
下のほうはぜーんぜん雪なんてないと
思うでしょ?
甘い!!
林道コースを100mも行けるかどうか…
固く締まった雪面に覆われた道路は
4WDの車でも簡単には上がれません。
山ニンジンで覆われた南側の斜面と
セイモアの北斜面とでは
春の到来に半月、もしくはそれ以上の
時間差があるのです。




 ■■3月30日

2008シーズン営業最終日(涙)の
セイモアの第2駐車場です。
昨日より、渓流釣りが解禁となりました。
同じようなタイプのRV車でも
山側に駐車しているのはスキー場の
お客様の車、
川沿いに駐車しているのは、
朝早くから、直海谷川に竿をさす
釣り師さんの車のようです。
雪解けで量が増した冷たい水の中は
ひと足先に春を迎えています。



 ■■12月24日

  皆さま、メリークリスマス!
   (喜兵衛の雌熊ちゃんより)

連休をセイモアで
お過ごしになられるご予定だったお客様。
ごめんなさい。
私達の切なる願いは天に届かず
残念ながらホワイトクリスマスとは
いきませんでした。
次にお会いするのを楽しみにしています!!
どうぞ皆様、楽しいイブを
お過ごし下さいませ。





 ■■12月8日

2008シーズンの安全祈願祭が
厳かに執り行われました。
今年より、瀬女、一里野高原スキー場
そしてセイモアの3スキー場は民営化され
一体経営となります。
そのせいか、いつもはオープン日前日に行う
安全祈願祭も随分早めです。
トリプル乗り場前、
今は全然雪がありません!
何とかオープン日まで間に合いますように。







 ■■12月5日

ヤブコウジのかわいい実が赤く色づいて
いました。
お正月の縁起物としても有名ですが
昨年、東京の高尾山に行った時
お土産店で結構なお値段で売られてるのを
見てビックリ!
さすがミシュラン三ツ星観光地。
内尾では裏山の下草と何ら変わらない
カテゴリーに分けられていますが・・・


冬のセイモアしかご存知ない方は
この下が(わだちのある部分)
道路になってるって
知ってました??
タイヤ交換をしてもらったので
今日偵察に上がってみたんですけど
(本当は関係者以外立ち入り禁止です)
この辺から積雪が多く
ハマったらイヤなので引き返して来ました。


オープン準備が着々と進んでいるようです。
スタッフの皆さん、お疲れ様です。
あとはこの先の充分な積雪を祈って・・・

とりあえず、現在は
こんな感じです!!









 ■■11月19日

順調に冬へ近づいてきています。
ふもとにまで初雪が降りました。
雪の便りをきく度に
セイモアを思い出して下さる人は
どれくらいいらっしゃるのでしょう。
皆様、お便りありがとうございます。




見慣れた山
久しぶりの雪景色です。
木々に粉砂糖をふり掛けたように
うっすら積もった雪は
雪が止んだらほんの数時間しか
もちませんが
昨シーズンは、こんな朝の景色さえ
あまり見られなかったかもしれません。




日が昇れば足元の雪はだいぶ
とけてしまいましたが、
奥山は白いままでした。
これはこれでいい眺めですよ。







 ■■11月12日

ゆうべからの雷は、朝になっても
続いています。
体感温度はさほど寒くはなくても
上空に寒気が入っているせいで
今秋初めてのアラレが
断続的に降っています。
降ってはすぐに融けて・・・
それでも庭に少し残っていました。

「経霜楓葉紅」(霜を経て楓葉紅し)
という禅語。
これは、字の如く
霜を経て楓の葉は
いっそう鮮やかに紅葉するという意味で
人も苦を乗り越えて大成する事の
例えとなっています。
この寒気で、山の紅葉は一気に
燃え尽き、落葉し
一段と冬へ進むことでしょう。

今年は紅葉が遅く
紅葉する前に葉を落とす木も
多かった為
こんもりとはしてませんが
直海谷の川面の美しい色合いに
晩秋の山はそれなりに映えて
日一日と表情が変わってゆきます。





 ■■10月25日

時々、朝起きたら玄関の甕に
2m近くあるような枝木が
無造作に放り込まれている事が
あります。
近所のおじさんが、間伐などで山に入り
美しい花木を切った時は
持ち帰って来るのです。
草花の好きな奥さんに半分渡して
残りの半分を、喜兵衛に・・・
今回はマユミとニシキギの大きな枝でした。
さっそく生けこみ、
今週は美しい実がお客さんをお迎えする
運びとなった次第ですが、
このマユミの実、近くで見れば見るほど、
あまりに可愛らしいので、ここでもつい
どなたかに見て頂きたくなりました。





 ■■10月22日

朝晩の冷え込みは多分皆さんの想像を
はるかに超えていることでしょう。
朝、車のフロントガラスは結露し
スクールバスを待つ子供達は震えながら
せわしく足踏みをしています。
毎日毎日
今日こそコタツを出そうかと迷うのですが
11月まではガマンしようと
自分に言い聞かせ、家族に無理やり
同意させています。

下折の気温計は、太陽が
昇る頃を過ぎても
一桁表示のままでした。

私だけ?内尾だけ?
今年の10月は
いつもより寒くないですか??







 ■■10月16日

アザミの種類は100種類以上あるとも
言われています。
秋もたけなわの今頃
内尾の至る所に
そびえ立つように力強く伸びるこのアザミ
名前も知りませんが、
これでもかというほど沢山の花をつけ
アングルで分かるでしょうか、
170p近くある私の身長を
ゆうに超えている大木もあります。

空を仰ぐように写真を撮っていた時
ふと背後に気配を感じ
後ろの山側を見たら
なんと、一匹猿がじっとこちらの様子を
窺っていました。
ムキー!見られてたのね・・・
まるで心霊写真のようですけど
〇の中の赤ら顔
見えますでしょうか。






 ■■10月12日

9月の残暑が厳しかったおかげで
季節のものが何でも遅れているそうですが
いつもなら最盛期のはずのキノコが
供給不足となっています。
明確を目的を持ち、背負いカゴなど持って
重装備で出掛けた日に限って
空振りに終わる事も少なくありません。
かと思えば、少々の飾り葉などを切りに
草履履きで畑に来た時に偶然見つけて
思わぬお土産が出来る事もあります。
世の中はそんなもの・・・

図らずも今日の時点では貴重な旬素材に
出会い、平常心を失った私は
軽装であることをつい忘れ
草をかき分けて探して、探して、、、
ひっつき虫(イノコヅチやヌスビトハギの種子)
だらけになりました。周りの人からは
「そんな格好でコケ採りなんて
一体何考えとるげん!!!」
なんて呆れられましたけど・・・
見ればわかるでしょ
何にも考えてないからこうなるんですよ!





 ■■10月5日

うわー!!
おいしそ〜〜う!!!
紫の果皮の真ん中が割れて
中の白い果実が見えたら
アケビの食べごろです。
高いところに生っていても
高枝切りバサミがあれば大丈夫。
あぁ、この、私の秋のマストアイテムを
発明した人は天才!

この後、この実を
アケビ未体験だというある人に
その場であげたら
「苦い、苦い」と言って
眉間にシワを寄せて食べてるのです。
見ればなんと皮の部分まで食べてた(!)
種も飲もうとしている(@_@!
「皮は苦いのです。種は吐き出すのです。」
よその方に差し上げる時は
説明責任があることを
忘れちゃいけませんね。反省。





 ■■9月23日

どこかに遊びに行っていた息子が
得意げな顔で戻って来て・・・
自転車のカゴの中には
近所の子との競い合いの成果が
つややかに光っていました。
栗の木はそれこそ無尽蔵にあれど
甘みが強く、粒が大きく、しかも
採り易い場所にある木の下は、
この季節
子供達の人気の遊び場です。

というわけで
山の恵みに感謝。
裏山で採れた茗荷を刻んだ
お味噌汁とともに
本日のお客さんに
さっそく召し上がって頂くことに
なりました。





 ■■9月21日

お彼岸に入りました。
盛夏の頃に比べ
緑のトーンがかなり褪せてきました。
あとひと月もすれば紅葉が始まります。
今年はいつまでも暑いと言われて
いますが、
内尾の川面を渡る風はもう
夏の感じではありません。
それに、静かです。
聞こえるのは水の流れる音と
カラスの声くらいでしょうか。

木陰は釣舟草が咲き盛りです。
春に次いで山は再び
名残の百花繚乱の時を
迎えようとしています。






 ■■9月10日

こんばんは。
ヤモリが
玄関に迷い込んでいました。
全長5センチ足らずのちびヤモリ。
漢字で守宮とか家守と当てられてるように
「家の守り神だから邪険にしたらいけない」
と、私は子供の頃から言われてます。
が、
この家の主に見つかったら最後
そんな事は全くお構いなしに
屋内に入って来る小さい生き物は全て
まず駆除という暴挙に出ます。
ゴムぞうりでバシッ!ですね。
(普通の民家ではないので
ある程度は仕方ないですけど)

今のうちに早く逃げてー
暴君が帰って来る前に!!





 ■■9月6日

嵐の前の静けさでしょうか。
台風が接近してきていて
そんなに強い降りではないですが
ずっと雨模様です。

でも夕方になってからは
向こうの空から明るい光が
透けて見えて
霧に包まれた山とともに
なかなか幻想的な雰囲気の
セイモアでした。

今回の台風の進路は
北陸から少しずれていますが
白山麓のほとんどの田んぼは
まだ稲刈りが済んでいないのです。
影響があまりないことを祈っています。






 ■■8月16日

連日の猛暑、皆様いかがお過ごしでしょうか
今朝、南の空の方から
うろこ雲(?)が大きく広がっていました。
積乱雲からうろこ雲・・・
何となく、秋に近づいている気配。
この先は、少しずつ空が高くなって
涼しくなって来るはずですが
もう少し時間がかかりそうです。
そろそろひと雨、欲しいですね。

裏庭は、オニヤンマの通り道。
側溝に引き込んでいるおぼく清水の
流れに沿って、悠々と上流から下流へ
何故か一方通行のルールが
あるみたいです。
その通り道の傍に
産卵を終えたらしき雌がとまっていました。
もう、羽ばたく力すら残っていない様子で
近づいても逃げようともしません。
一生で一番大切な仕事をやり遂げた
お母さんオニヤンマに
お疲れ様と言ってあげたいです。







 ■■8月6日

真夏の百合ニ種。

姥百合の、純白とは決していえない花が
開く頃は、アブの盛りで
用がなければ森に近づくことはありません。
でも、たまたま通りかかって
昼なお暗い杉林の縁で
浮かび上がるような大型の花を見た時、
スピリチュアル的な感性が皆無の私でも
花に何か宿っているような感じを受けます。
花の頃には葉(歯)がほとんどなくなって
いるから、そんな名前がついたという
嘘のような本当の話。

下のヤブカンゾウは
南国ムード漂う灼熱の花色と
ぼてっとした八重咲きが
実に暑苦しい雰囲気で
逆に季節感を醸しだしていると
言えましょう。
今、ばあちゃんの
茗荷畑の脇を彩っています。





 ■■7月29日

昨日は、内尾で
「清流祭り」が開催されました。
白山市になる前の
「平安祭り」のように
平安夢絵巻やレビューもありませんし、
盆踊りもありません。
テーマは平家落人伝説ではなく
「清流の里」
豊かな清流も、滾々と湧き出る水も
いにしえから続いてきた自然の営みですが
そこには、健康、癒し、本物…といった
現代に即したキーワードが思い浮かびます。
今年は二年目。
地元の、地元による、地元の為の
手作りのお祭りに移行してきています。
子供達が作った行灯が並び
花火も打ち上げ花火ではなく
職人さんの手による手筒花火です。
大人もこどもも楽しい時間を過ごせるよう
様々な趣向で
これからも続いて行ってほしいですね。






 ■■7月12日

「アノ橋」とは・・・
国道157号を左折してセイモアへ続く道に
逆から言うと
セイモアから約4キロ下った地点に
新しく架けられる橋のことです。
中金間〜上金間
この間は勾配、カーブともにきつい山道
だったのですが、蛇行するカーブの部分を
ショートカットするように真っ直ぐの道が
あと一ヶ月ほどで開通します。
従来の上金間からの下りの道は
点滅する赤いパトランプを設置したり
注意を促す看板をいくつも立てたりしても
冬場の凍結時は特に、単独事故、
スノーシェッドからの出会い頭の
衝突事故が多発する魔のカーブでした。
これで、冬場の凍結道路も少しだけ安心?
でも、くれぐれも、スピードの出しすぎには
ご注意下さいね。
以上。超ローカルなお知らせでした。

大雨ではありませんが、連日の雨で
直海谷川の北電ダムはもう
かなりの水位まで来ています。
そろそろ放水でしょうか。
手取川は昔、別名「暴れ川」と言われる
ほど、氾濫による水害をもたらすことが
多かったのですが、
手取ダム、そして支流のダム建設によって
水害も、夏場の渇水も殆どなくなりました。
このことは事後、石川県民なら
小学校の時に習いましたね。







 ■■6月26日

雨の朝、三日めです。
今年は早くから、
渇水が心配されているせいか
いつもなら鬱陶しいと思う雨も
豪雨でなければ
何となく安心するというか、
心が落ち着きます。
だってここは、水源地ですから。

自生の
「タマガワホトトギス」の
花が開きました。
艶やかな葉に、控えめな黄花
内尾谷の奥深い源流にある群生地は
今頃、一斉に花開いて
どんなに美しいことか・・・
この目で見たい思いが募りますが
草が伸びて、もう道もわからなくなって
いるでしょうね。


昨日は朝から
川の周り一面、濃霧に覆われていました。
「川煙が立つうちは、まだ雨が降る」
・・・とこの辺りの人達は言います。
(煙じゃなくて水蒸気ですが)
言い伝えにたがわず
内尾は一日中、降ってました。






 ■■6月14日

いい感じの雨降りです。
しとしとと降り続いていますが
それほど寒くなく、半袖Tシャツ一枚でもOK
緑が深く濃く
いきいきと輝いています。
直海谷ではウツギ(卯の花)が今もっとも
目立つ存在です。


山紫陽花も、浅みどりから白
そして白から薄い青紫と
花色を移ろえる頃となりました。
周りの草木がこの後さらに
うっそうと覆い茂り
もう、その藪に入るには
ナタと、勇気が必要となります。
今日はもちろん野には出られませんが
梅雨入り間近。この先は、実りの秋まで、
山に分け入る理由も
徐々になくなってきます。
しょぼん・・・







 ■■6月2日

梅雨入りには早いのに
ここのところお天気が不安定です。
雨かと思えば晴れて
晴れかと思えばそうでもなくて
雨のち晴れのち・・・???
ここは北陸で、加えてここは山間部だから
と申せば、それまでですが。
今朝は久々に清々しい一日のスタート
かと思いきや、やはり青空は見えません。

その梅雨入りに近づきますと
道路沿いの山の斜面は
マタタビのつるでいっぱいになります。
←若芽がのびてくるとこんな感じで
半夏生のように葉の半分が
白くなります。
虫媒によって種を残す為
雨の中でも虫に見つけてもらえるように
目立とうとしているのでしょうか。

“猫にマタタビ”とよく言いますが
ものの本にはこの植物が
「猫の性的陶酔を惹起する」
などと書いてありますし
事実、友達の家の猫にあげたら
大喜びして離さなかったそうです。
どこの“子猫ちゃん”も
こんなのでゴキゲンになってくれるなら
いいのですけどね。
ね?
河内地区では、コツラ細工といって
この蔓で編んだザルの類を
今も普通に使っています。







 ■■5月20日

カモシカさんの恋の季節です。
今日はものすごくタイミングの悪い時に
遭遇してしまったようです(#^_^#)
ここを通らなければ帰れないし…
事が終わるまでじっと待ちますか
皆さんならどうします?

「見とらんから
あっち向いとるから
ささ、どうぞそのまま続けて続けて!!」

(※注) 私達、ただの通行人ですから
見物したいわけではなくて
この膠着状態をどうすることもできず
暫時、状況を見守る他なかったのです

でも
ここに居てはやっぱり無粋なので
そろりそろりと、前を横切ろうとした時

撤収〜〜!
また次回ご縁がありましたらって事で。

あぁ…可哀想なことしちゃったナ
m(。-_-。)mスンマセーン






 ■■5月5日・5月16日

例年ならまだこの時期の奥山は
残雪が一杯で、分厚い雪渓の上を歩き、
解けた雪の端から
まだ陽にあたったばかりの
やわらかい山菜を摘み
まだまだ次の楽しみを残して帰る余裕が
あるのですが・・・

今年はどうでしょう。
思ったよりも春の訪れは早くはなかったのに
やっと暖かくなったと思えば
あっという間に新芽が伸びてきました。
残された時間はもう長くはないのです。
だって残雪なんて殆どないんですから。
雪渓があるこそ届く場所も
今年に限っては足場がないわけで、
残念無念。
よほどの命知らずでない限り
泣く泣く諦めるほかないでしょう。



道なき谷の、河原を歩き
どんどん上に上がって進めば
もうそこは晩春の雰囲気でした。
山葵の花はすっかり董を立てて
既に今年の葉山葵の旬も早
終わってしまったことを
自分自身の目で確認して
往く季節を心から惜しみ
再びさみしくなってしまった私でした。





 ■■4月19日

内尾のソメイヨシノ、満開です。
例年よりやはり少し早いかも...
新年度のスタートから半月あまり
華風の舞う4月も、残すところあと十日です。
もうすぐ長いGWが待ってます。
皆様、お身体に気をつけて
お仕事頑張ってくださいね。


トム・クルーズの映画で
「マグノリア」ってありましたよね。
辛夷(こぶし)や木蓮の学名なんですけど
何かイメージ違うような・・・

彩り少し前の千丈の山、
セイモアのコース脇にも辛夷の大木が
散生しており、
今の時期、白い花が目立って
いかにも雪国の春らしいです。
田んぼの準備の目安にするので
別名「種蒔き桜」とも呼ばれるのですよ。





 ■■4月11日

つくし誰の子すぎなの子♪
つくしは可愛いんだけど
畑のすぎなは困りものですよね。
今冬、異常に雪が少なかったせいで
雪解けも然るべく早かったわけですが
内尾の山の目覚めは、早すぎることもなく
それなりに季節が巡ります。
在所界隈も、やっと、つくしんぼが
伸びてきました。

スミレの花咲く頃♪
ヅカファンじゃなくとも、つい
歌ってしまいそうになります。
実はその後の歌詞を知らないのです。
山に向かう林道のヘリは今がちょうどその頃
スミレの花〜咲く〜ころ♪
・・・・・
それで?どうなの?どうなるの?
いつもここで止まって
クマさんの歌やミツバチの歌とかに
自然な感じで移行していきます。








 ■■4月1日  

ふきのとう屋さんでもしようかしら…
と思うほど、
たくさんのふきのとうが出てきています。
この場所は皆さんご存知の
センターロッジ前です。
今日は黄砂が舞って
雨こそ降らなかったものの
視界は良好とはいえませんし
一日中スッキリと晴れませんでした。

夢の跡・・・
ゲレンデは見る影もありません。
一週間前までセイモアが営業して
いたなんて思えないほど
雪解けが進みました。
昨年の連休のあたりでも
もう少し残雪があったような・・・
まーこんな年もありますわね。

東京では今週末、
桜が満開だったそうですが、
内尾で“ぽっぽ桜”と呼ばれている
自生の山桜も開花しました。
この桜、ホントに地味なんです。
川縁にソメイヨシノの並木もあり
(こちらは未だ、蕾かたし)
もう少し遅い時期に開花する
花色の濃いヒガン桜も自生して
いますが、
私は、ぽっぽ桜が好きです。
この慎み深い侘びた風情の桜に
静かな山里の春の喜びを感じます。